前回は、かつお節を使った基本のだしの取り方をご紹介しました。
今回はその応用として、昆布や煮干しを使っただしの取り方をご紹介します。
より複雑なうま味が感じられるだしを取れるようになれば、
普段の料理がさらに美味しくなり、作るのも、食べるのも楽しくなることでしょう。
かつおだしと昆布だしを合わせることで、
うま味の相乗効果が生まれ、幅広い料理に活躍します。
だし昆布は、固く絞ったぬれ布巾で軽く汚れをふく。
鍋に水1Lと昆布を入れ、そのまま1時間ほどおく。
鍋を弱火にかけ、沸騰直前に昆布を引き上げる。
沸騰したら火を止め、かつお節を入れる。かつお節が鍋底に沈むまで1~2分おく。
ふきん等を敷いたザルで静かにこす。
▼合わせだしを使うのがオススメのレシピ
だしをシンプルに味わう うどんつゆ(五島うどん)
強い香りと味をもつので、具だくさんの「煮物」や「みそ汁」等におすすめです。
煮干は頭と腹わたの部分を取る。大きいものは縦二つ割りにする。
鍋に水1Lと煮干を入れ、そのまま30分ほどおく。
鍋を弱火にかけ、アクが出てきたらていねいにすくい取る。そのまま軽く煮立たせながら6〜7分煮出す。
ふきん等を敷いたザルで静かにこす。
▼煮干だしを使うのがオススメのレシピ
豆腐となめこの味噌汁
今回は、かつお節と昆布の合わせだしや煮干しを使っただしの取り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
かつお節と昆布を合わせてだしを取ることで「うま味」の相乗効果が生まれたり、だしの種類によって料理がより引き立ったり、だしの奥深さを是非ご体感下さい。
次回は、手軽に使える液体だしについてご紹介します。どうぞお楽しみに!